6/15(土)は、サラリーマンの方の仕事を夕方までこなし、その足で東京に向かいました。
新宿の某店のステージを夢見る若手がその腕を磨くために集う、あまり知られていないお店が東京のはずれにあり、そこで某社長と待ち合わせをしました。
あまり広告やHPも打ち出していないので、あえてどこかは言いません。
かつてはそこでMr.シャチホコさんもステージをしてネタを磨いたそうです。
そこでいろいろ持っているネタをやりました。
いろいろ教えて頂きました。
マイクの使い方、声の出し方、パフォーマンスの仕方、音響の録音の仕方などを学びました。
さらに2軒目のお店でご飯をごちそうになり、3軒目のスナックでカラオケをし、明後日17日(月)のオーディションで歌う曲を決めてもらいました。
いろいろとモノマネ界の裏話も聞け、今売れている芸人さんの下積み時代などのお話も伺えて楽しかったです。
そこへツートン青木さんから社長あてに電話がかかってきました。
ツートン青木さんは僕は1度しかお会いしたことがないのですが、言わずと知れた、青木隆治さんのお父様。
かつては美空ひばりさんのものまねと言えばこの方でした。
ちっちゃい古畑任三郎と言えば分かる方もいるかもしれません。
僕にはこのツートンさんとは因縁があるのです。
かつてこのブログで何度も叫び続けているのだが、2012年、キサラの企画で「ものまね王に俺はなる!!」という大会で僕が全国3位になった時、審査員長を務めていたのが何を隠そう、このツートン青木さんだったんです。
4人で行った決勝戦ですが、情報が行き届いていなかったのでしょう、決勝進出者のキンタロー。さんと山口知香さんは決勝用のネタを考えていませんでしたので、準決勝でのネタをちょっといじる程度しかできませんでした。
もう一人の古賀シュウさんは完璧なネタ披露で優勝間違いなしの状況でしたが、審査員長のツートン青木さんが「シュウちゃんさぁ、俺が素人で初めて出た時に優勝したのシュウちゃんだからね、もう若い子に譲りなよ~。」というとてつもない重い発言をして一気に会場の空気が変わったのを覚えています。
一方、僕は決勝用にきちんとネタも考えてましたので、準決勝とはまったく違うネタをして、それなりにウケました。
もしかしたらもしかするぞ!とちょっとだけ期待してたのですが、現実はあまくなく、キンタロー。さんが優勝トロフィーと100万円を持って行ったのでした。
前田敦子がAKBを卒業して間もないタイミング、あの顔のデカさ、あのキレッキレのダンスにかなう人間などいませんでした。
結果、僕は3位でした。
ツートンさんとの写真は決勝後に撮らせて頂いた記念写真です。
長くなりました、そんなツートン青木さんから社長のケータイに電話があったのです。
社長がツートンさんと仕事の話をひと通りされたタイミングで、
社長:「今隣にね、『ものまね王に俺はなる!』で3位になった子がいるんですよ!」
僕:(おっと!俺の話題に触れてるぞ!覚えてるのかな?)
社長:「そうそうその子、今度ウチでやってくことになりまして…」
僕:(おぉ!俺の事覚えてくれたのかな?)
社長:「あの時は沖縄にいたからね、なかなかこっちに呼べないじゃないですか!」
僕:(そう、あの時は僕、沖縄から参戦したのよねぇ…)
社長:「分かりました。伝えときます!」
と言って電話を切ったのですが、そのあとに社長から驚きの言葉が!
社長:「今度の23日の日曜日、ツートンさんの還暦記念のライブが小田原であるからぜひ楽屋に来てよって!」
なぬ!!
今度の日曜日に小田原
これは断れない…。
嫁さんに怒られる…と思いながら、ご本人からのお誘いを断る勇気はありません。
「ありがとうございます!行かせて頂きます!」
と答えるしかない営業マン、まねリーマンだった。
…と語っているうちに、時系列的にはすでにこのツートンさんのライブも観終わってしまっている。
早く現在に追いつきたい!
次回はついに「この」2週間の最終日を語ります。