◆ものまねについて語られた、ものまねする側される側
先日、俳優の市原隼人が、自身のものまねへの嫌悪感を綴ったと書いた。
芸人の実名は挙げられていなかったが、前日に放送された日テレの
「ものまねグランプリ 最強のコラボレーションネタ祭り!豪華ご本人が大集結SP!」
に出演して、市原のものまねをしていた花香よしあき。
ものまね四天王のひとり、コロッケは、かつてこんなことを語っている。
<本人がそこにいたら怒るくらいのことをやんなきゃ今はもう面白くないですしね>
──ウケるためには多少のデフォルメをしてしまうのが“芸人の性”なのだろう。
コロッケをはじめとして、ホリ、原口あきまさら数多くの芸人にものまねをされる
武田鉄矢は、
“ものまねされる側”の心境をこう語ってくれた。
「やっぱり最初は“からかわれてるな”という意識はありましたよ。
でも“あなたのことが好きだから、ものまねをしているんです”と言われるとね。
実際、一緒に飲んだりするとおれ以上に『金八』に詳しかったりするの。
だから、おれは好き嫌いは別にして、
自分に興味があってまねしてくれているんだから、
悪意丸出しじゃなければ大目に見ることにしてます。
それにものまねされることで、自分に親しみを持ってくれる人も多いんですよね。
例えばキンタロー。のものまねで
前田敦子さんに親しみを感じるようになった人は多いはずですよ」
コロッケも当初は野口五郎に嫌な顔をされ、
「おれは歌いながら鼻をほじったことはない」
とクレームを入れられたこともあったという。
そういった経験を積み重ねたため、
今コロッケはこんな思いで、ものまねをしているという。
「怒られて当然の職業なので、
いつも申し訳ない気持ちでやらさせていただいてます」
※女性セブン2013年4月11日号より
ちなみにまねリーマン三上は怒られるようなネタはしていないという自負はあるが、
本人がどう感じるのかは知らない。
実際に本人の前でやったことのあるものまね
・フットボールアワー岩尾さんにテレビ電話を通じて「このブサイク」とふってもらい、
本人のものまねで返した。本人は逆に僕のものまねの声に似せてしゃべってくれた。
・江頭2:50ライブの前座でものまね。特に反応なし。
・スリムクラブの前でM-1グランプリのネタの一部のものまね。
内間さんがネタ通りにツッコんでくれた。
・楽しんごさんの前で「東幹久さんがディズニーランドで言いそうなこと」のものまね。
「似すぎてて気持ち悪い」と言われる。
・ご本人ではないが、女優牧瀬理穂の前で主演ドラマの主題歌である
佐野元春さんの「約束の橋」を歌ってまったくウケず。
※収録中で審査員だったため、お会いして写真を撮れず。
特に本人に嫌がられた気配はない。
ほぼ芸人さんだったため、芸人さんは面白がるだろう。
ただし、俳優ができたとして、本人に会う機会はほぼないだろう。
よし大物狙いしよ!!
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